
Hirschpfeffer(ヒルシペファー)とは、牡鹿の煮込みのこと。
秋の味覚だけど、今はWild(ヴィルト)セゾン。
スイスドイツ人は、フランス語が好き。日本人の和製英語と同じような感じでフランス語を取り混ぜている。
野獣の肉は、秋限定で楽しんでって感じかしら。
8月中旬くらいから買える。
今年の8月は寒かったから、ザワークラウトもWildも既に8月に食べたけど、私の好物でもあるので、度々いただく。
野獣肉の強い香りが苦手な人には、向かないでしょう。
↑こんな出来上がり製品を買ってくれば、忙しいランチ時にも楽々。
暖めるだけで良いのよ。
Hirschとは、牡鹿で、他にRehpfeffer(レーペファー)があり、これは、牝鹿のこと。
Rehのが高いのだw
うちは、4人家族だから(昨年秋から3人家族で、娘が学校休みで実家にいる時だけエンゲル係数が跳ね上がる)、600g入りのと300g入りのHirschpfefferを購入。
↑画像の左上は、洋梨のワイン煮込み。左下は、マロングラッセ。

↑これらの他に紫キャベツが付く。
インスタントのも売っているけど・・・
私を始め、自家製紫キャベツの煮込みが好きなので、自前で。
作り方は、とっても簡単。
必要なのは、紫キャベツ(当たり前w)、ベーコン、好みの量で良いけど、私は少なくとも200gは使う。いつも、適当w
(私は、塊りのを買って、自分で切るけど、ダイス状のでOK)赤ワイン、ビーフブイヨンかオックステールブイヨン適量と塩、コショウ。
鍋にバタを熱してからベーコン(スイスのかつお節だと私は思う。良いダシが出ます(^^)v)を軽く炒めてから、千切り紫キャベツを投入。
(我が家では、約1kg使う)
サッと炒めたら、赤ワインを適量。多い方が美味しいかな〜w
そして、ブイヨンを入れて、軽く、塩コショウ。
鍋に蓋をして、中火の弱火くらいで30分も煮れば、出来上がり(途中、1,2回はかき混ぜてね)。
柔らかめが好きなら、もう少し煮込もう。圧力釜なら、もっと早く仕上がるわん。
仕上げに酢を少々降り掛けて混ぜる。
簡単でしょ?
それから、炭水化物は、Spätzli(シュペッツリ)とかとかKnöpfli(クノップリ)と言うちょっと固めのスイトン(知ってますか?www)のようなもので、これも作り方は簡単。
小麦粉250gをボールに入れて、塩小さじ1ととうもろこしの粉大さじ1杯を加え、良く混ぜる。
卵3個と水1DLを良く混ぜたのを加えて、ツルリ感が出るまで混ぜたら30分ほど寝かす。
後は、熱湯で茹でるだけ。
茹で方は、生地を濡れたまな板の上に乗せ、ナイフで好みの大きさにこそげ取りながら、熱湯の中に落として茹でるだけ。
食べる時に、バタで炒めたり、粉チーズをまぶしたりとお好みで。
食欲の秋だね
