翌朝は、マッターホルンのご来光を見ようと(日の出は、7時過ぎなんで楽)、出発時間を大幅に遅らせた。
8時にテーシ出発を9時45分出発にしたのだ。

14時にルツェルンでランチが入っているので、それに間に合わすには・・・オーバーアルプからレーアルプ間のカートレインを利用した。
2日間のスルードライバーのダリボーはボスニア出身で、スイス在住6年目。
9時45分テーシ出発ってことは、9時30分には来ていて欲しかった。
40分過ぎになっても現れないので、バス会社に緊急電話。
間もなく来る筈だけどと言いながらも、ドライバーの携帯電話番号を教え、勝手に掛け合えと言うようなものである。
そう。
バスは、44分に現れた。
遅い・・・
まぁ、14時にルツェルンのレストランに間に合えば良いんだけどね。
前日、ランドと掛け合った。
28日の出発を遅らせたいんだと。
これは、TC氏の思いやりだ。
ずっと、天候が優れなかったからね。
ご来光ってのを見て欲しかったの。
でも、100%見えるかどうかの保証なんてないのに。
結果は、見えて良かったんだけど、全員が見に行ったわけじゃなかったらしい。
無事、テーシに下山し、バスもなんとか間に合い、これから先のことだけど、どうやらドライバーのダリボーには話は伝わってなかったらしい。
と言うのも、カートレイン利用などの緊急出費は日本のAGTの問題なのでね、それを払うのならバスはカートレインを利用するってこと。
それで、OKなのよ。
そう、確約して昨日は電話を切ったのよ。
聞いてないとはゲロしない、念のためにダリボーは会社に電話するからと。
さぁ、受け答えを聞いていたら、話は伝わった。
じゃあ、TC氏にカートレイン利用料金はオンザスポットで払って貰うからね。
そう。
その通りざます。
後は、スイス人ドライバーと違う風変わりなジョークとも本気とも取れるようなやり取りを経て(イラッと来たが)、2日間の付き合いだ、私はなんとか上手くやり過ごそうと努力した。
思えば、初日のルドルフ(スイス人)も神経質な気まぐれなドライバーだ。
機嫌が良い時は、ホントに面白いヤツなんだけど、この日は不機嫌だった。
ニコリともしない・・・
多分、更年期障害なんだろう。
ぁ?
男性にも更年期障害ってあるんですよ、みなさん。
ダリボー・・・嘘かホントか分からないけど、セフレの話を持ち出した。
嘘かホントか分からないけど、奥さんの携帯画像も見せて来た。
見たいって言ってなかったんだけどね・・・
綺麗な女性だった。
1人息子の画像も頼みもしないのに、見せて来た。
可愛いねぇと言ったら(世辞なのに)、そりゃ、僕の子だからね〜
イラッと来るのであるw
お客さまにやり取りは全部、ご紹介。
大ウケである。
笑う角には福来る、福ばかりである、今回のツアー。
うちの子供たちは、日系のハーフだからさぞかし可愛いだろうと言った後で。
そりゃ、我が子ならどんな子だった可愛いのは世の常じゃないのか?
と、ふてくされた訳じゃないのよ。
なんでも、日本人TCと結婚したバスドライバーが今ではバス手配会社を経営していて、ハーフの息子は日本語も出来るから重宝しているとか。
どこのバス会社だろうか・・・
さあて、子ども達の話。
売り言葉に買い言葉。
非常に、綺麗で良いミックスよと言っておいた。
ダリボーが話してくれた最も面白かったジョークは、コレ。
ある時、神様は、バスドライバーと神父を相手にどちらかを天国へ、どちらかを地獄へと言う選択を迫られた。
暫く考えた後、神は、バスドライバーを天国へ、神父を地獄へ送った。
暫くは何事も起こらなかったけれど、突然、神父が・・・
お言葉ではありますが、私が何故に地獄へ送られることになったのでしょう?
私は、世のため人のため尽くし、教会も綺麗にし美しく保ち、教えを伝道して来た者です。
一介のバスドライバーが天国行きで、何故、私が地獄なのでしょうか?
すると、神様、躊躇することも無く・・・
そりゃ、あなた、バスドライバーは毎度、乗客に(神に命乞いの)祈りを捧げさせて、神父はお説教の最中にみなをうんざりさせ、居眠りばかりを誘ったからですよ、と。
お分かりになりまして?
まぁね、スイス人ドライバーは峠やカーブの運転に慣れていて心配無用だけど、他国のドライバーは・・・と話したのが初日の24日だったんですわねぇ。
ダリボーは、きっちり13時40分にシュヴァンネン広場に着けてくれたから文句は無いけど、飛ばしていたので、峠の運転があったとしたら結構な・・・
ぁ、カートレインでトンネル通過でございました。
峠はなしね。
ランチは、中華飯。

具沢山のスープ、麻婆豆腐、フライドフィッシュの黒豆ソース、チキンの野菜炒め、海老の卵とじ、野菜炒めとご飯。
私は、酢豚をお願いしちゃった。
TC、ガイドやドライバーにはオマケを付けてくれちゃうのよね。
ここのご飯が美味しいと言う人たち、そうじゃない人たち、両極に分かれるけど、この日は、美味しかったですわよ。
ここで、再び、ダリボーエピ。
彼のランチ分は入ってなかったので、お店で牛肉入りフライドヌードルを頼んでくれって言うの。
OK、そりゃ、頼むけど取りにくれば?と言ったら、なんと抜かしたか・・・
そこまでは遠いよって。
遠いってあなた・・・やっぱり、スイス人とは違うわねぇ。
嗚呼、スイス人じゃないねぇ。
中央駅裏手の駐車場から、男の足なら中華飯店まで5分足らずだ。
私はね、彼のランチボックスを市内観光中持って歩きたくなかったから、取りにいらっしゃいって電話したのよ。
すると、歩くくらいならランチ要らないと・・・
いや、もう、オーダーしちゃったのよッ( ̄‥ ̄)=3
それで、市内観光中、ずっとランチボックス入りのプラバッグぶら下げてましたわよ。
ダリボーとのミートは16時半ねw
ライオン祈念堂見学後は、ホテルにチェックイン。
私にとっては、ルツェルンのホテルに泊まるのは生まれて初めてだ。
楽しみ〜
続く。
今日のお天気

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