なんたる不幸・・・今月はじめ私は鍵を落とした。
いつもは強気の私がショックで寝込みそうだった・・・オーバー
朝からガーデンショップ2軒をハシゴして、その後、菜園へ出向いた。
その時点で全く気付かず。
14時半頃、帰宅。
さぁ、車から荷を降ろしてアパートに入ろうと・・・( ̄△ ̄|||
えええ???う、うっそ???
鍵が無ひッ
ええ、普段は家の鍵(それには郵便受けの鍵とかも付随)と車の鍵は別設定にしてるんだけど、バネ式キーホルダーを使って車のキーホルダーの方に付けていた。
そう、それは1つの鍵束。

ばね式のキーホルダー、既に破棄してしまったので説明しづらいけどリングの1部が押せば開くシステム
この画像の上の左隅が押せば開く
ギュッと握ったときに滑り落ちたとしか考えられない。
どこで落としたんだろう?
ガラージから息子に電話した。
玄関開けてと。
すると、この日に限って息子(大学入学前の夏休み期間)はチューリヒで大学に入る前まで務めていた会社関係のエキジビション見学に行っていて留守だった( ̄△ ̄|||
鍵を落として自宅に入れないし、夫は19時くらいにならないと戻らないし。
聞けば息子は17時か18時にしか戻れないと言う。
夕飯には、2時間ほどかかる煮込み料理をと思って買出しもしたんだけど、これじゃ煮込みは無理だわねぇ・・・
そうか・・・しかた無い。
もう1つのホームセンターHornbachへ行って暇つぶししようか・・・(ノ_-;)ハア…
その前に、行った先の2軒のホームセンターのサービスカウンターで落し物の確認をした。
どんな鍵束なの?
ホールダーには家の鍵の他になにか付いてる?
はいな、郵便箱の鍵、小さなアーミーナイフとコレ・・・

届いているはずもなく。
出て来たら電話を上げるからと言うので一応携帯電話番号を置いて来た。
唯一の頼りは鍵束にはBIKと言う会社のハンガーが付いていた。
鍵の紛失時にそのまま最寄の郵便ポストに投函するようにと書いてあるのだ。
もちろん有料。
コレさえあれば、どこで鍵を紛失しても手元に届きますよなサービス。
発見者が破棄しなければね。
思えば更新しながら93年より使っているサービス。
鍵束に住所を添付しているバカはいないから押し入られる危険はないけど、アパート住民の1人としては表玄関や洗濯室、地価の物置は共同なので、このまま紛失してしまったら大家に報告しなければならない。
意気消沈である。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
実家を離れて以来、鍵を使う生活に入って紛失したことはなかった。
Hornbachホームセンターでいろいろと物色していたら息子から電話が入り、ママどこにいるの???と。
ホルンバッハにいると言ったら、16時くらいに帰宅すると。
自宅に戻ったのが16時過ぎ。
この建物には口腔外科が入っていて、そこのブザーを押して建物内に入り自宅玄関前に座って待つこと10分くらい。
夫に電話をして、事の成り行きを話していたら息子が帰って来た。
相当、心配したらしい。
電話の向こうで夫が大丈夫かね?落ち着いてと。
心配は要らない、平常心だよと言ってくれた。
いえ、もう、しょうがない、平常心よ。
失くしてしまったものはしょうがないから、これから先のことを考えなきゃね・・・
そんな報告をしていたら、
エレベータを降りた息子の目の前には自宅玄関前に座って夫に電話している母親が。
ママ大丈夫?!と。
聞けば、私から電話を貰った時点で落ち着かなくなって展示会見学途中で帰って来たと言う。
私ってばなんて愛されてるの・・・
5日に紛失した鍵束は郵便局経由書留で20日に受け取った。
届いた・・・本当に届いたわ。
かつて、93年に営業さんがうちの玄関前に立ち、世界のどこで鍵を失くされようとご自宅に届きますよと言ってたのを思い出した。
3ヶ国語でしか表記してないんで(最寄の郵便ポストにそのまま投入)、世界のどこででもってのは誇大広告かとは思うけど、今回に限っては感謝の限り。
BIKからのメモには、鍵を紛失してからのあなたの焦燥はいかばかりかと思う、鍵をこのようにお届けできるのは当社の喜びである云々。
そして、1982年よりのこのサービス機関をお勧めくださるようにと書いてあった。
そうよ、いかばかりかと・・・
確かに、このアパートに押し入られることはないとは思いつつも、その後の鍵の変更などなどにかかる手続きとか手数料(保険会社との交渉)とか心労が・・・
ええ、ええ、お勧めいたしますわよ。
たいへんお世話になりましたわ。
BIKはベルンに本社を構えています。
特にホームページは立ち上げてないようですが、連絡先はBIK BERNで検索してみてね。