
窓の外の桟に鳥でもいたのかな?
去年の夏、シャッターの上方奥の隅に鳥が巣を作っていたっけ。
今年もうろちょろしてるのかしら?
Atomは、まだ青年だった頃、4階から落ちたことがある。
ある土曜日の朝のことで、何年前だったのかは正確なところは記憶にない。
多分、4歳くらいのころのことだったろう。
午前中のことで、これから朝市に週末用の野菜や肉、卵などを買出しに行こうとしていた矢先の事故だった。
表玄関のコールボタンをやたらと押す人間がいた。
「なんだろ?いたずら?」
インターフォンに出ようにも、そんなに連続してコールされては、話が出来ない・・・
窓を開けて下を見たら?!
黒山の人だかり。ゲゲゲ。良く見れば、その中に巡査がいる。
「お宅の猫ですか〜?!」と巡査。
猫・・・?
当時、このアパートの住人で猫を飼っていたのは、うちと最上階のお宅。
Atom?居ない・・・
そう。Atomが落下したのだ。
後からだけれど、どの窓から落ちたのか検証したら、分かった。
まるっと、猫の手が窓の桟を外に向かって引っかいている箇所を。
位置的には、バルコニから窓の桟に飛び移ったのだろうか?それにしても不手際だ。
多分・・・鳥に飛びついたのかも知れない。初代の愛猫Pearlだったら、こんなことは無かった筈。
やっぱり、外へ出た事のない箱入り猫ちゃんなのね。
慌てて下へ行ったら、お巡りさんが厳粛な面持ちで「獣医に行くようにね」と言った。
『勿論、行くさッ』と腹の中で・・・実は、怖かった。よもやの時には、子供達になんて言おう・・・家では、まだ幼かった子供達が泣いていたからね。
Atomはどこ?と思ったら、路駐の車の下で目を丸くしていた。
猫もビックリすると目を丸くするのね・・・
良く見ると鼻の下を擦りむいていて出血している。
元々臆病でシャイな猫なので、私が手を差し出しても出てくるかどうか?
そばには、Atomのお漏らしが・・・(#2の方w)
手を差し出すと案外簡単に出て来た。
たまたま通り掛って表玄関のコールボタンを押し捲ったマダムは隣町の在住で、大の猫好きだとおっしゃった。第一発見者には、感謝の言葉を述べた。
マダムは、このアパート内の全てのコールボタンを押し捲ってくださった。
中には、土曜日の朝で長寝をされたい方もいらっしたろうに・・・
部屋に連れて上がり、主治医のDr.Gieseに電話したら、アシスタントが「何分前に落ちましたか?」と聞く。
「落ちてから、多分、15分は経ってます」
「じゃあ、大丈夫。内臓破裂の場合は、10分以内に死にますから」と冷静なのである。
結局、打撲だけで事なきを得たけれど、Dr.Gieseが言ったには【窓から落ちない猫はいないし、4階でラッキーだったと思いますよ。3階と5階って微妙な高さだから】。(Dr.Gieseは、昨年、癌で亡くなられた)
まぁ・・・Atomが唯一、外の地を踏んだのはこの時だけだったけど、以降、窓から落ちることもなく健康な子。6月には変なくしゃみをしてたので、どうしたことやらと思ったけれど、今にして思えば2月にニースに行き、その時、カーニバルで貰って来たミモザのせいかしら?(花瓶に入れて、猫の木の上で乾燥させて置きっぱなしになっていた(^^;)
乾燥してもなかなか綺麗だったのだけど、結局、始末してしまった。私ってば、風流じゃないのね。
だったら、Atomがあんな風にくしゃみ連発する前に捨てちゃえば良かったのよね・・・
土曜日の午前中の事故で、週末お泊りになるのかなと思ったけれど、16時に引き取りに来るようにと連絡があった。
鼻の下の擦り傷以外では(どうやって着地したんだろう?知りたい)、打撲だけで済んだようで鎮静剤を与えたとのこと。
自宅に戻ったAtomは、いつもより静かな感じで、でも、お気にの猫の木には登ったのだけど、降りるときに・・・
うっかり事故のことを忘れて、ジャンプ!着地なんだけど、また痛いので、手足をプルルンッと振っていたw (猫も顔をしかめる)
まだ、痛いよねw
しかし・・・
黒い塊りが振って来る現場に居合わせたら、どんな気がしたろうか。
猫ちゃん、無事なのがすごいですね!
うちは2階のベランダでうさこ2匹飼ってますが、ある日一匹が庭にいました。
部屋を通って、階段下りて、ドア開けないと外には出られないのに「なぜ?」と考えたら・・・ベランダから落ちた、以外考えられず・・・・
ちょっと鼻の下に土がついてたかも(笑)
平気で庭で遊んでたことがありましたよ。
いや〜動物って強いですね。
うさちゃん、飼ってるのですか。
兎の数え方って、一羽、二羽って言うからちょっとは飛べるのかな?w
> ちょっと鼻の下に土がついてたかも
むむ・・・うちのAtomもそうだけど、鼻の下を擦りむくと言うか打ち付ける?のか、どうやって着地したのか?って気になりませんか?w
ま、今日読んだもので.....
ウサギは昔4つ足を食べてはいけなかった時に無理矢理鳥の仲間に入れて食べたそうな。
で、そん時に鳥だもんねーってことで1羽2羽と数えていた、その名残りってことのようです。