2012年05月04日

読書になかなか集中できなかったのは隣人のお喋りが面白くて 前編

いやぁ、2日のミラノへの移動中、女性二人と同席した。
英語圏の人たちで、どうやら朝知り合ったばかりらしい。

私が読んでいたのは、内館牧子さんの『男は謀略 女は知略』。
読みやすくて面白いのではあるが、この2人の話も面白かったw
イタリア語だったりフランス語だったりしたら単語くらいしか耳に入って来なかっただろうけど、何しろ英語だから良く分かっちゃった。
何気に自慢してるわけじゃないですよ。
リスニングは良いんです。
スピーキングはエンジン掛かるまで少々かかるけどw

このお若いのの話を盗み聞きしてたわけじゃないんだけど、私はコトバガワカラナイオーラを出してたので結果そうなったわねぇ。
それで、面白くて思わず噴いたこともあったけど、本に隠れてたわ。
いえ、実際、本も面白かったですことよ。

先ずは、窓側に座った私の右隣が(かなり後に分かるんだけど、だって、単に乗り合わせて一々自己紹介って普通しないでしょ?)マリーサ・グートルン・マン(Marisa・Gudrun・Mann)。
そして、真向かいがキャサリン・ウィルシア(Kの場合もあるけどCatharine・Wilshire)。
双方、20代前半から半ばくらい。

さぁ、英語圏の人間ではあるけれど二人はなに人でしょうねぇ。

当初、マリーサは英語の答案用紙を採点していた。
どこから乗って来たのか(外国から来たにせよバーゼルからかなぁ?)車内で仕事。
もちろん、珍しい光景ではないけど。

国際線では座席指定は必須。
8時18分初の電車なのでコンビニでサンドイッチと水を買って乗り込んだときには、前の席のキャサリンはまだいなかった。
座席にアノラックがあったので誰か来るんだろうとは思ったけど、その時点では男性だか女性だか分からなかった。

間もなく女性が戻って来てマリーサに礼を言っていた。
留守番のお願いをしていたのかな?多分、棚には彼女の荷物もあるんだろう。

私が読み始めた『男は謀略 女は知略』はどんな内容かも全然分からないけれど、「著者がこよなく愛す、相撲、プロレスはもとより、街で拾った感動秘話、男と女の微妙にずれる心のうちを軽妙な筆致で綴る、なっとくのエッセイ集」とある。
きっと面白いだろうとバッグに入れたのだった。

2人はそれぞれ1泊2日の小旅行にミラノに行く道中だった。

マリーサの出身地は南アフリカで、現在の居住地がロッテルダム、夫帯者。
そして、学校(どのグレードだかは把握できなかった)で英語を教えている。
それで車中で採点してたのね。
親の都合でオランダに移り住んだらしい。
それもそうだわ。
確か、南アってオランダ領だったのよねぇ?

私の名前ね、マリーサ・グートラン・マンって言うの。
名前だけ聞いたらなに人か分からないでしょう?
この辺りのイタリアンみたいで、ジャーマンみたいな名前なのよ。
(ドイツ語発音だと、マリーサ・グートルン・マンで、英語発音だとメリーサ・グートルンがガットランになる)
(なんか途中で他にも家族のことを言ってたけど、そのときはたぶん本が面白かったんだろうと思うわ)
ロンドンに住んでいる男兄弟ほか兄弟は複数みたいだった。
あなたは?

キャサリンは、カナダアトランタ出身でフリーブール(スイスのフランス語圏)でフランス語の何かの単位を取るって話。
弟が1人。
私は、キャサリン・ウィルシア。

ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!! まるっきりブリティッシャね!(まるっきり英国人ね)

どうやらキャサリンの本来の母国語はフランス語らしいんだけど、あなたの英語だいじょぶよとマリーサに言われいた。
(アトランタってフランス語と英語のバイリンガルな都市だと思う)

マリーサの英語は、南アとロンドンにもいたことがあり、でもどこに行っても異邦人と感じると言っていた。
いわくオランダ人は発音に敏感で中途半端な英語もオランダ語も良くないと考えているって話だった。
聞く限りにおいてまったくブリティッシュ英語ではなかったわね。
最初、アメリカ人かと思ってたもん。

順不同だけど、まだまだ続くw

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posted by ひよ at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ひよの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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