2013年03月19日

海外在住者の憂鬱

母が私名義で積立預金をしてくれていた。確か、元金(たいしたものじゃない)は今から随分まえに日本からイギリスに渡り、スイスで仕事を始めたりで日本へは戻らないから、母にある普通預金口座解約をお願いした。
それを母は積み立ててくれたのだった。

きょうび色々とやかましくて当人でないと解約は不可能と、弟が証書の画像を送付してくれた。
そうか、これが母が私のところに証書は無いか?と何度も聞いてきたアレか。
合点が行った。
母はそれを私の生命保険と言ってたような気がするが、当人の生命保険の証書を当人が持っててどうする?あるわけないでしょ?と言ってたんだわ。

今回、もちろん当人の私が出向くのだけれど私の身分証明書はスイス旅券しか無い。
日本国籍は持っているけれど住んでいないんだから住民登録書があるわけが無い。
実は私名義の定期預金証書のことだった。

定期預金口座のある信金へ電話をしてどんな書類が必要なのかと尋ねた。
受付の方では話の埒が明かない。
なので次長さん登場。

ついでに某銀行の口座の認印を紛失してしまったので改印したいんだと電話したら、やはりなんだか色々と書類が要るのである。

必要書類と言うのは・・・
日本における不動産登記、銀行ローン、自動車の名義変更などの際、印鑑登録のできない海外在住者のための署名証明

日本大使館に電話で尋ねたら(実印登録のできない在外は)署名証明書と言うものを作成しなければならず(領事の面前で署名する必要がある)それらの書類を信金なり銀行なりから貰って来るようにとのことだった。
そして、その書類を持って信金なり銀行なりに行って改印なり解約なりを行うと言う流れ。
それは2月初旬のことで、ある夜なんぞは変な汗をかいて目が覚めたものだった・・・
謄本まで貰えなかったらどうしよう?と思ったのだ。
日本語も難しいわ。委任状か・・・本人なんだから委任状は関係ないか・・・な〜んて感じ。

日本国旅券は97年に失効したきり作り直してはいない。
当時は5年毎に更新しなければならなかったし、高かったし仕事もしてたし普段はこっちのIDや旅券を使って生活してるんだし、日本には毎年行くわけじゃないしで更新する必要なしだったわけ。

でも、今回のこんなこともあり、母には長生きはして貰いたいけど没後にいろいろと手続きが待っているから、今回のことみたいに日本国籍だけ持っていても間に合わないことが出て来ると思ったんだわ。

もちろん、今回の一時帰国の間に東京で旅券を作ろうか(6日間くらいで出来るって言うじゃない?)とも思い外務省に電話したら、「当人が確認できるもの、住民登録書、印鑑登録所、実印、切れた旅券」・・・日本語で当人確認の出来るものなんて持ってやしない。

外務本省のホームページを見たら、やっぱり申請者本人に間違いないことを確認できる書類、運転免許証とか(持ってない)これが無ければアレとコレとを持って来るようにとか、じゃあ、在スイス日本大使館だったらどうかとホームページを見たら簡単だ。
謄本か抄本と写真1葉でできるから、こっちでお願いしようと、戸籍謄本を取って来た。
10年有効で178フラン也。

謄本・抄本も当人しか取り寄せられないと分かっていたから(これも区役所に電話して確認した。本人以外の場合は委任状と言うものを作成しなければならない)今回の一時帰国の時に取り、次回の一時帰国には日本国旅券で入国し、その時に解約しようと思い某信金に乗り込んだら出向いたら・・・

事前に電話で次長さんとお話しといたのが良かったのね。
「国際電話で長話で申し訳なかったです」とかなんとか言って、和やかに話は進んだ。
とは言っても必要書類を何通も作成。

当人だと言う証明になりそうなのは謄本の他に、スイス国旅券とJAFが出してくれたスイスの免許証の翻訳文、免許証には顔写真が付いているし、それの日本語翻訳文なんだからちょっとは役に立つんじゃないかと成田上陸早々JAFに出向いて作って貰ったのだ。
これが良かった。

さぁ、どうなったか。

私は次回でも良いと覚悟して出向いた。
それが時間は掛かったけど解約できた。
母が使った認印がどうしても見つからない、と弟。
実印を含めた認印が10個もあるんだけど、その1個が無かった。

じゃあ、どうしたか。

難しい手続きは分からないけれど、私が婚姻することにより外国に住むことになり名前がハイフン何がしになり(スイス国旅券及び免許証、JAFの翻訳文もコピーされ)引っ越したので住所変更と言う書類を作り、口座書類の書き直し?をし、新規に(三文判を買って置いて良かった)認印を押し・・・

さぁて、別件の某銀行口座の認印改印を・・・の方はどうでも良くなった。

弟があそこに口座があるの?解約しちゃいなよと言う。
でも、こちとら外国人扱いじゃもうそう簡単には口座は開設できないと思ってるから改印にしとこうと思ってるんだけど、曰く、母が4年前にその銀行経由でなんとか外貨定期預金と言うのにまんまと営業に乗せられ(美味しいことを言われたんじゃないの?娘さんがヨーロッパにいるならユーロ立てでどうか、みたいな)契約したは良いけど、ユーロがどうなってるかご存知でしょ?
更に!
3月後に豪ドル債ファンドと言うの契約してた書類が出て来た。

しかも、解約しようにも今度は当人(昨年いろいろあって要介護3)には判断できないから解約できない・・・って。
弟はいわゆる成年後見人?と言うのにも成れないんだそうだ。
こないだ見たらユーロ定期は契約した時の2/3になってるし・・・

なるほどね。
解約はいつでも出来るから次回にと言うことにした。

悪事が増えるからプリペ携帯が買えなくなったわ。
ってか、もう存在しないのかな?
10年前なら外国人もプリペ携帯だって買えたし、当時はezwebのお世話になったけど半年だか1年利用しないとその番号は使用できないから次回の一時帰国時に500円で新規に電話番号が買えた、そんな頃もあったんですわよ。


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posted by ひよ at 15:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | ひよの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろいろ大変ですね、お察しします。
私も家の事は全部母親任せだったので、亡くなった時は大変でした。

最近の日本の銀行制度は海外在住者にとってすごく不便になったと思います。

私も帰国時、ATMから引き出そうとしたら一日の引き出し額が決められていたり、ある一定期間預金の出し入れが無かったら凍結状態になって次の
引き出し時はまず申請してからで無いと出来なかったり、海外で使えるキャッシュカードを発行してくれる銀行が非常に少ないと思います。

一時シティバンクで口座持っていましたが、あのサブプライムローンの金融危機の時今にも潰れそうで、シティバンクのトラベラー・チェックが他の銀行で両替拒否されたことがあり、あわてて解約したことがありました。

以前円安(120円台)の時に預けたドル預金が塩漬け状態のままになっていて、今の円安でもまだまだ助からないのでもっと円安が進んでくれることを密かに願っているのですが、キプロスがデフォルトにでもなればユーロ暴落・円高騰となって、またまた円に戻すのが困難になってしまうので、どうなることか気を揉んでいるところです。
Posted by khundd at 2013年03月21日 00:14
khunddさんも既に体験済みなんですね。
ドル立て預金の流行?覚えてます。
はあ、みんなお金持ちなんだなぁなんて感心したものでした。
キプロスがデフォになってしまっては困ります。お気持ち察します。ギリシャ系ってたいへんな国民性を持ってるなと思います。

今回の母のファンド云々とかドル立て預金の発覚ですが、これは弟とのコンタクト、意思の疎通の欠如もまた原因の一つだったのではないだろうかとも思います。
一言、相談してくれてたならと思うのです。

弟曰く、ああ言う個室で経済動向も良く分からない人間が言い含められたら、あっちの意のままにされてしまうと。だって美味しいことしか言わないんでしょ。
Posted by ひよ at 2013年03月23日 14:19
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