先ずは、キングの中編ホラー『霧』から。
スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)
コレねぇ、ムモ丸ちゃんのチェックが入って、私がランゴリアーズと勘違いしてたのが判明。こっちも面白怖い話だけれど、霧とは違う話ですから。ランゴリアーズ (文春文庫―Four past midnight)
さて、ネタバレ有りで書いちゃいます。
シーンは、主人公のデイビッドが仕事用のポスターを描いているところから始まって、嵐の夜明けからのお話で、ま〜窓は割れちゃうわ、ボートハウスは散々な様子。
息子のビリー(この子ってば、バベルにも出てたのね)を連れて食料品の買出しってな訳で、早速、霧に襲われちゃうのだ。
スーパーに駆け込んできた鼻血を流したダン(ジェフリー・ディマン)が『霧の中に何かいるッ

まぁ、全部あらすじを書く気はないので、次行きます。間も無く、霧の中の生物がなんであるかも分かるんだけど、自分で見てない人たちは信じられないから、発動機の故障を直すためにシャッターを開けちゃうんだな。そこからが本格的に怖くなって来る。
閉じ込められているところはスーパーだから、当然、大きなガラスの壁があって、目の前は駐車場。
窓際には、バリケード用にドッグフードの大袋が積み上げられて行く。
そ、それじゃ、間に合わないだろ〜
あ〜ぁ、あの窓ガラス、薄そうだよねぇ。直ぐ、なんかが飛び込んで来ちゃうよねぇ・・・って思ってたら、主犯格のテンタクルズじゃなくて、なんか巨大蚊みたいなのが窓にガッシガシと張り付いて、更に、巨大蚊を食べようとプテラノドンみたいな生物登場。凄い。
やっぱり、キングってば上手いなぁ、また読みたいなぁ〜って気分にさせられちゃった訳なんだけど、スーパーにたまたま居合わせた人々の中には、教師がいたり、弁護士がいたり、信心深いのがいたりで色々取り揃えてるんだけど、怖かったのが教祖に祭り上げられて行くのって、こう言うことなのか?みたいなシーンがあってね、マーシア・ゲイ・ハーデンって女優が演じてるカーマディ夫人。この人、上手い。凄いんだから。怖かったし。最後は、亡くなっちゃうんだけどね。
主人公役のデイビッドはトーマス・ジェーンって俳優で、彼を初めて観たのが『ディープ・ブルーシー』だった。なんだか、クリストファー・ロンバートと似てるのよね。まぁ、ロンバートはもう年だからビリーのパパ役って訳にゃ行かないんでしょ・・・と勝手に納得w
奥さんステファニーを演じたケリー・コリンズ・リンツは、最初にチョコッと出ただけで、後は自宅で亡くなってしまってた。
息子役のネイサン・ギャンブルが上手いんだな〜 人材豊富だねぇ。さすが、ハリウッド。
アマンダって教師をやったローリー・ホールデンは、サイレントヒルで警官をやってた人で、ショートヘアで警官役の方が似合ってたな〜 絶対、ショートの方が似合う。
それと最初にスーパーに鼻血を流しながら飛び込んで来たジェフリー・ディマンって俳優は、脇役でよく見る。グリーンマイルにも出てたのねぇ。
アイリーンと言うシスター役をやったフランセス・スターンハーゲンは、直ぐ思い出したところではミザリーで保安官の奥さん役をやってたのね。彼女にせよジェフリー・ディマンにせよ、キングのリピーターね。
この5人がスーパーからなんとか脱出をしたんだけれど・・・
しっかし、あの生物(テンタクルズの持ち主)ってば、もの凄く大きくて巨大恐竜どころの騒ぎじゃない。凄いってば。
でね、最後の落ちがね、ホントなんだか救われないってんで、観る順番としては『霧』それから『ナショナルトレジャー』(楽しかった)で良かったです。
原作に忠実ってわけでは無いんだけど、臨場感有りで怖がれたし大変よく出来てました。
☆☆☆☆☆5つです。
ナショナルトレジャーの方は、後ほど〜。
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